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「ねぇ、ケイ、これ!! この桜!!なんていうの?」 私は、あの後、キニスンやカミューさんから桜にはいろんな名前と種類があるという話を聞いて それで、この前ナナミちゃんと見た花の名前を知りたくて、ケイを引っ張ってきたのだ。 「これ? えーっと、なんだったかな。 衣笠じゃないし茜八重でもないし……手弱女、は違うか。 えー、あっれー?」 ケイは本をいっぱい読むから、知ってるかな?と思ったんだけど…… 期待に胸をふくらませ、どきどきしながらケイを見る。 「あ! そうだ、思い出した、『思川』だ」 「おもいがわ……へぇ、きれいな名前だね」 「そう?」 「うん。 この桜はいつも誰かを思ってるみたいだもん」 「いつも誰かをねぇ……忙しい桜だ」 「食べれる?」 「食べられません」 「そか、残念」 食べれるんならナナミちゃんとおかし作る時の材料にしようと思ったのに そして私はケイに食べても大丈夫な桜を一緒に探してもらい 次の日………… 「きゃーーー!!! ちゃんちゃん!!! しっかりしてーー!!」 もうろうとしていく意識のなかで、ナナミちゃんの叫び声をきいたよな気がする 味見…………ちゃんと…………したのに……できあがりで…… なぜ ぐふ 「、学習しようね。ナナミの料理で二回も死にかけたのは、が初めてだよ」 なんとか、ホウアン先生の薬で意識を取り戻した私に、お見舞いに来てくれたケイが言った言葉。 わかってる ごめん、ケイ。 私が悪かった もうしません |