「お おー……」

「……あ?」

「おい!」
「まだ余裕で重いじゃねーか!
ちゃんと支えろよ!!」
「おぬしこそ確り持ったらどうだ! ふらふらしとるではないか!!」

「俺はちゃんと持ってら!! てめぇ サボってんじゃねえぞ!!」
「熨斗付けて返してやるわいその言葉!!!」
「あー……くっそー 重いなぁ……」
「うぬぅ……自分で作っといてなんだが。予想以上に重いのう……」
「余計重くなってんだよ」

「風、出てきたから」



「旗は風に靡くものだ」
「ん?」

「あー……まぁ……」

「……な」

「風受けて空泳げねー旗なんて、意味ねえもんな」
「うむ」

「ではもっと確り、力入れて気合入れて持たねばな。ひっくり返ってしまうぞ、武王!」
「てめえこそ! 確り俺を支えやがれよ、軍師!!」

2005/09/02